類似性の法則とは – 同じような人間を好きになる心理

初対面で会った時、あなたはどのような人であれば、仲良くなれるでしょうか。

類は友を呼ぶということわざがありますが、自分と同じような見た目や境遇の人の方が親近感が湧いて話しやすいのではないでしょうか。

今回の記事では、同じような人間を好きになる、類似性の法則についてお話ししていきたいと思います。

類似性の法則とは

人間は、自分と共通点が多い人や自分と見た目や中身が似ている人に対して親近感が湧き好感を抱きやすいです。この心理的現象を、類似性の法則と呼んでいます。

冒頭でも話したように、類は友を呼ぶということわざがありますが、まさにその通りなのです。学校や職場でも、仲良くなる人たちは、何かしら自分と共通点があったり、どこかしら性格が似ていたりするのが普通ではないでしょうか。

類似性の法則の具体例

ここで、類似性の法則の具体例を少し挙げてみたいと思います。

初対面の人と自己紹介をしている時のいい例と悪い例を挙げてみます。

<パターンA:いい例>

A君:休みの日いつもなにしてるの?インドア派?アウトドア派?

B君:僕どっちかっていうとアウトドア派ですね。夏は海行ったり、冬はスノボ行ったりしてます。

A君:お!一緒じゃん。俺も結構アウトドア派で今年の冬はスノボ行ったよ。

 

<パターンB:悪い例>

A君:趣味が映画何だっけ?

B君:そうです!

A君:どんな映画が好きなの?

B君:僕は恋愛ものの映画が好きで、週に1作は必ず見てますよ!

A君:そうなんだ。(俺、恋愛ものの映画あんまり好きじゃないな、、、、)

 

以上2つの例を挙げてみました。

こういう他愛もない会話はよくあると思いますが、パターンAのように好きなものが同じであれば、より親近感も湧きますし、その後の会話も自然に続きますよね。

しかし、パターンBのように趣味が全然合わなかったり、自分の思っていることと全く違う答えが返ってきたときは、価値観も考え方も違うと判断してしまい、その後の会話もなかなか続きにくかったり、その人との交友関係も築きにくかったりすると思います

類似性の法則で上手く人間関係を築くことも可能

具体例のように、ちょっとした会話でも自分と似たところがあると判断したり、自分とは合わないと判断したりするわけです。

その一瞬でその後の交友関係が変わると言っても過言ではありません。

もちろん、自分とは合わないと感じた人とは一緒に居たくないという人が多いと思いますが、学校や会社では少し合わないと感じた人でも、一緒に生活しないといけない時があると思います。

そして何より、何かを一緒に共有できる仲間がたくさんいた方が、人生楽しくなるでしょう。

類似性の法則をしっかり念頭に置けば、そんな仲間を増やし、人間関係を円滑にしていくことも可能です。

類似性の法則を使った人間関係を築くコツ

人間関係をうまく構築していくためにも、類似性の法則をうまく使っていった方がいいと思いますので、3つに分けて使い方を紹介していきたいと思います。

セルフディスクロージャー

セルフディスクロージャーとは、自己開示のことです。自己開示とは、相手に自分の情報を伝えることで、これをしっかり行うことで相手も自分もお互いのことを少しづつ知ることができます。

一言で分かりやすく言うと、自己開示=自己紹介みたいなものです。

人前で自己紹介するのって結構緊張しますが、ここを乗り切らないとその先の友好関係はまずないですからね。

まずは、何でも構いませんので、自分の出身地やどんな仕事をしているのか、何が趣味なのか、休みの日はどんなことをしているのかなどなど積極的に話してみましょう。

自分が一方的に話しすぎるのは良くないので、例えば

「私は今日静岡から来たんだけど、A君はどこから来たの?」

こんな感じで、自己開示から質問という形で会話を進めていくといいと思います。

また、自己開示を行うと心理的に返報性の法則という心理が働き、相手も情報を話してくれやすくなるので、そういった面でもどんどん自己開示していきましょう。

返報性の法則については別の記事でも書いてますので、興味あればみて下さいね。

何かを返したくなる返報性の法則

共通点を見つける

先ほどのように、セルフディスクロージャーをしていきながらどんどん共通点を見つけていきましょう。

ここが一番重要です。

類似性の法則では、共通点の多い人ほど親近感が湧くということですので、似ている部分を会話の中でできるだけ探します。

共通点が見つかれば、そこから共通の話題をできるだけ深堀しましょう。

お互いにしか分からないコアな情報まで、共有できればなおいいでしょう。

とはいえ、共通手を見つけながら話すのは結構難しいんですよね。質問する内容を考えるのもそうですが、共通点を見つけ出すのがとにかく難しい。

そういう時は、少し恥ずかしいですが、仲良くなりたいので、共通点一緒に探しましょうと直接言ってしまってもいいかもしれません。

仲良くなりたいと言われて、悪い気もしませんし、共通点を一緒に探すという同じ目的が生まれるので、なお親近感が湧きやすいと思います。

ミラーリング効果

ミラーリング効果とは、相手のしぐさや行動を鏡のように真似することで、親近感を持たせる心理効果です。

例えば、相手と一緒にご飯を食べているときに、相手がご飯を口にいれるタイミングを同じにして同じタイミングでご飯を食べる、お水を同じタイミングで飲むといったような行動がそうです。

このミラーリング効果も類似性の法則が関係していて、意識して行うことでより相手に親近感を与えることが可能です。

相手の動作や仕草を真似するミラーリング効果

まとめ

類似性の法則について、使い方まで詳しくまとめてみました。

類は友を呼ぶように、人間は同じような人間と一緒に居たくなります。

この法則をうまく活用すれば、人間関係の幅も広がりますし、円滑になります。うまく活用していくには共通点を見つけること、これが最も大事です。

とにかく初対面の時は共通点探しに注力しましょう。

ただ、どうしてもこの人合わないなあと思う人も中にはいると思いますので、その時は自分に嘘はつかずにそっとその人と距離を置くことをおすすめします。

以上、類似性の法則についてでした。

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