人間である以上もてたいのは当然のことですよね。
中学校や高校生の時のバレンタインやホワイトデー。たくさんチョコやクッキーをもらってる人と1つももらえない人。やっぱりそんな行事があるからにはたくさんもらいたい。
学校の帰りにカップルで帰っててうらやましい。出会いもあるのになかなか恋人ができない。
人生超絶美男美女じゃない限りそんな悩みは絶えないですよね。
中には、全然かっこよくないのにいつも彼女がいて、気付いたら誰かに告白されてる。全然かわいくないのに気づいたらちやほやされてる。
中にはそんな人たちが周りにいませんか?
男性にも女性にも「あの人はいつでもモテている」という人が必ずいると思います。
じゃあなぜあの人達がモテているのか。
心理学の知識を用いて説明しながら、もてるためにはどうしたらいいのか徹底的にお話ししていきます。
目次
モテる人は符号読解能力に優れている
言葉以外の表情やしぐさ、視線などで感情を表すことを符号化と言います。
そして、この符号を読み取る能力を符号読解能力と呼びます。
要するに、相手の言葉以外から発せられる笑顔などの表情やしぐさを無意識のうちに認識し、解読しながらコミュニケーションをとっているのです。
モテる人はこの能力に優れています。
人の気持ちを行動から読み取ることができない人や相手の気持ちを考えて気配りができないと異性から好かれる確率はグゥーンと下がります。
逆にこの能力を高めることができれば、言葉にせずにうまく自分の気持ちを伝えることができるし、相手の表情やしぐさ、視線から気持ちを読み取ることが可能です。
よく甘え上手な人っていますよね。
こういう人たちはこの符号解読能力が高い人たちです。
相手が今何をして欲しいのか、どういうことをしたら喜ぶのか、相手の行動やしぐさから読み取っています。
- 会話をしながら相手の体に軽く触れる
- ジャケットのボタンをはずしたり、ネクタイを締めたりした
- 書類や手紙を受け取る時に、身を乗り出す
- 相手と同じ動作をしたり、同じしぐさをした
- 相手に合わせ、よりくつろげる場所にうつった
- 腕は普段組まず、机の上や肘掛けに軽く置いていた
相手に合わせてこんなリアクションを日ごろしていますか?
よくあてはまる人は符号化能力が高い人です。
あまり当てはまらないという人は少しこの能力が低い人だと言えます。
この能力が低いからと言って落ち込むことはありません。
誰だって最初は分からないし、知らなかったらできないものです。
あまり相手の行動を読み解く自信がない人は日ごろから相手の表情やしぐさ、視線を感じ取るように意識して生活してみましょう。
こういう気持ちの時はこういう行動をしたり、こういう表情をしたりするのが段々分かってくるようになります。
そうは言っても早く実感できるものが欲しいと思いますので、すぐに活用できるモテる人がやっていることも紹介していきます。
モテる人は距離を縮める
パーソナルスペースはご存知ですが?
パーソナルスペースとは人間1人1人が無意識に持っている人との距離感です。
時にはこの距離を守らない相手には不快な印象を感じることもありますし、密接な距離でも異性や家族であれば、友好を確かめることにもなり、親密さが増します。
- 密接距離(0~15㎝):かなり親しい距離
- 密接距離(15~45㎝):手が届く距離で、親しい二人が使う
- 個体距離(45~75㎝):手を伸ばせば届く距離
- 個体距離(75~120㎝):お互いが両手を延ばせば届く距離
- 社会距離(120~210㎝):仕事をする時にちょうどいい距離
- 社会距離(210~360㎝):礼儀のある仕事の話に使われる距離
- 公衆距離(360~750㎝):簡単なコミュニケーションがとれる距離
- 公衆距離(750㎝~):講習や演説で使われる距離
このように親しさや場面によってパーソナルスペースは変わってきます。
例えば、満員電車を想像してください。
朝の通勤や登校時に満員電車だとすごい嫌ですよね。
知らない人が周りにいて押しつぶされそうになるし、きついし、暑苦しいし、あまりいいことがありません。
これもパーソナルスペースと関係していて、印象も全くない赤の他人が密接距離に入ってくることによって人間はストレスを感じているのです。
逆に同じくらいの距離で密接していてもそれが恋人だったら、、、全く嫌な気持ちにはなりませんよね。
これを恋愛に活かします。
このパーソナルスペースですが、相手との距離を縮めたいときには効果ばつぐんです。
もちろん赤の他人の状態で密接距離に入られたら嫌な気持ちになりますが、ある程度お互いが知っている状態であれば、密接距離に入っても悪い気はしないのです。
もっとこの人と親しくなりたい、あの人のことが好きだから密接になりたい。そんな人がいるのなら、個体距離から一気に密接距離に入って会話してみてください。
相手との距離はグッと縮まって恋愛に発展するかも?知れないです。
座る位置にも気を付けよう
パーソナルスペースのように相手との距離はとても重要とお話ししましたが、それに同じように座る位置もとても重要で、座る場所は心理的に大きな影響を与えます。
一般的に四角いテーブルで親密度が一番増す位置はお互いが90度になる位置か横隣りと言われています。
四角いテーブルでどのような印象を相手に与えるかまとめてみました。
<お互いが90度になる位置>
これはテーブルの角をお互いが座る位置です。特に視線を合わせなくとも、近い位置で会話ができるので、緊張を避けながら、ある程度の親密度を維持することができます。
<お互いが真正面になる位置>
改まったビジネスライクな座りかたで、お互いが正面に座ると心理的に対抗心を燃やしたり、相手を説得しようという気持ちが生まれてあまりよくはないです。
<横隣りに座る位置>
共同作業もしやすくなり、なおかつパーソナルスペースも縮めることができるので親密度を高める位置としてはベストです。
<斜め向かいに座る位置>
四角いテーブルの中ではお互いに最も遠い位置です。距離が遠いので親密度は薄れるかもしれませんが、初対面の席などでは正面に座るよりも斜め向かいに座ったほうが、いい距離感で話すことができるため、丁度いいかもしれません。
座る位置は合コンに行ったり、呑み会に行ったりする時に迷いますよね。
モテる人や相手との距離を縮めるのが上手な人は日ごろからどの位置に座ったら、あの人と仲良くなれるのか考えています。
「席は自由です」
なんて時は大チャンスです。是非気になる人と距離を縮めることができる位置にポジション取りをしてみてください。
モテる人は相手の名前をたくさん言う
これは恋愛だけでなく、日常生活でもとっても大事なことです。
結構忘れてしまいがちで、長く付き合ってたり、最初は呼びにくかったりするとついつい名前で呼ばないで「おーい」とか「ねえねえ」とかで呼んでしまったりします。
せっかく相手との距離を縮めるチャンスなのにすごくもったいないです、、、、、。
もちろん、○○さんや○○くん、○○ちゃんでもいいですが、できれば下の名前で呼んであげたり、いつもみんなが呼ばないような名前で呼んであげることが大事です。
そうすることによってその人がより特別な存在だと無意識に思ってくるのです。
普段は名字で呼ばれているのにいきなり下の名前で呼ばれたらちょっとドキッとしませんか?
自分も普段名字で呼ばれることの方が多いのですが、やはりたまに下の名前で呼んでくれる人もいてなんだか恥ずかしいけど悪い気分はしないし、呼ばれてるうちになんだか親しくなってることがあります。
これは心理学的にも大きな影響があるとされていて、名前を呼ぶことで警戒心を解くことができ、相手との距離感を縮めることができます。
名前を呼ぶことを忘れてるなら、日ごろから意識してみてくださいね。
いい恋愛の第一歩につながるかもしれません。
視線を合わせる頻度を高くする
「目は口程に物を言う」
なんてことわざありますよね。
これって本当にその通りで、恋愛でもとっても大事なんです。
恋愛のシーンではどんなに説得力がある言葉よりも、熱い視線の方が気持ちがよく伝わることがよくあります。
視線を合わせることは心理学でも実証されていて、相手と目を合わせることで「あなたと話したい」という熱意や興味を相手に伝えることができます。
それと同時に相手の関心を強く引くこともできるのです。
人間は好きな人と話すときには視線を合わせる頻度が高くなり、視線を合わせている時間が長くなるなんて実験結果もでています。
私も結構恥ずかしくて目をそらしちゃいますが、目をそらしたらもったいないですよね。
あとは、視線を合わせるとき、、、
5秒以上は相手の目を見つめてあげてください。
5秒って実際にやってみると結構長いんです。
それを意識してやろうと思ってやってましたが、最初は結構恥ずかしくなって辛かったです。(笑)
でも絶対に5秒は見つめてください。
なぜかというと、人間が一目ぼれするときは自然と5秒以上その人のこと見てしまうのです。
逆に言えば、5秒以上見つめてあげることによって人間の脳が一目ぼれと錯覚して好きになる可能性がでてくるんです。
これ結構効きます。本当に。
騙されたと思ってやってみてくださいね。
好きな人や異性と会う頻度を増やす
これは、心理学でいう単純接触効果と言われるものです。
人間は人と会えば会うほど印象が良くなり、好感度が増していきます。
だから、まずは異性や好きな人と会う頻度を増やすことが大事です。
全然顔を合わせていない人より、顔を合わせている回数が多い人の方が親近感が湧きますよね。
会話を適度にかわすのがベストですが、無理に会話はしなくても大丈夫です。
顔を合わせるだけでいいので、とりあえずやってみましょう。
学校で別にクラスに気になる人がいるけど、なかなか会えないし、しゃべったことがないからちょっと顔を合わせただけじゃ意味なんかないんじゃないの、、、、
そんなことは全然ないです。
しゃべったことがなくても対面したことがなくてもまずは顔を合わせることが大事なのです。人間って意外と無意識のうちに記憶に残るものです。
話す前にたくさん顔を合わせておくことで、いざ話して恋愛に発展したって時も前から話さずとも顔を合わせておいたおかげで印象がよく長続きするケースもあります。
単純接触効果については別の記事でも詳しくまとめています。
ミラーリングを活用する
初対面の人でも共感することがあるとググッと親近感が湧いたりすることがありますよね。
いつも行動している親しい人とは同じタイミングで同じことを言ったり、行動したり。
このタイミングを合わせることによって相手との距離の近さを意図的に作り出し、共感を生むことが可能です。
これを鏡のように動作を映し出す「ミラーリング」と言います。
テレビなんかでもよくやってたり、雑誌なんかでもよく取り上げられてたりするのでもう知っていて活用してる人なんかもいるかもしれないですが、、、、
これも簡単に使える恋愛の心理テクニックの1つで相手のしぐさをただ真似るだけです。
本当にただそれだけです。
親しくなりたいと思っている人が向かい合わせて座っているとします。
もし相手がコーヒーを右手で持ち上げたら、自分はコーヒーを左手で持ち上げる。
相手が足を組んだら、自分を足を組む。
このように鏡のように真似ましょう。合わせるのは動作でもしぐさでも姿勢でも何でも大丈夫です。
まったく同じタイミングだと不自然だというときは少し遅らせてやってみるといいです。
しかし、ここで重要なのは絶対に相手にばれないこと。ばれたらあまり意味がないです。
自分の友人が自分の動作をすごい真似してくる奴がいたと言っていたことがありました。その後ミラーリングを友人が知って少し不愉快に感じていました。
こういうこともあるのでばれないように、活用してくださいね。
ミラーリング効果についても別の記事で詳しくまとめています。
異性が魅力的だと思うことをする
男性も女性も魅力のある人間に惹かれるのは当然のことですよね。
異性が魅力を感じるタイプを並べてみましたので、参考にしてください。
<女性が感じる魅力のある男性>
- 思いやりのある
- 優しい
- 誠実な
- 生き生きしている
- 明るい
- 清潔である
- 健康である
<男性が感じる魅力のある女性>
- 明るい
- 清潔である
- 素直
- 優しい
- 思いやりのある
- 健康な
- 生き生きしている
あなたはいくつ当てはまりましたか?
これが異性が感じる魅力トップ7だそうです。
予想ができる範囲だとは思いますが、実際にできてますか?
もし少しも自分に当てはまらないなんてことがあれば少し自分を見つめなおして少しでも魅力のある人間になれるように意識していくことが大事ですね。
やっぱり見た目も大事
いろいろモテる方法について紹介してきましたが、そうは言ってもやっぱりイケメンじゃないと誰も喜ばない、、、可愛くないとそんなの無理だよ、、、、と思う人もいるかもしれません。
結論から言うとやっぱり見た目は大事です。
イケメンはモテますし、可愛い人や美人はモテます。
でもそんなにかっこよくなくても、可愛くなくてもちゃんと清潔感さえを大事にしてれば大丈夫です。
全く化粧もしないで、髭も伸びっぱなしはだめなのでしっかりしましょう。
ただ、ちゃんと化粧もしてお洒落もしていれば男性にとっても好印象ですし、男性もしっかり清潔感を保っていれば好印象ですよね?
見た目は大事ですが、ある程度気を付けていれば大丈夫です。
まとめ
モテる男女がやっていることを恋愛心理学の観点からまとめていきました。
実践するまで少し時間がかかりそうなものから、明日からすぐに使えそうなものもあったと思います。
最後は難易度順に並べておきますので、簡単なものから少しづつ実践していってくださいね。
- モテる人は距離を縮める
- 座る位置にも気を付けよう
- モテる人は相手の名前をたくさん言う
- 好きな人や異性と会う頻度を増やす
- 視線を合わせる頻度を多くする
- ミラーリングを活用する
- 異性が魅力的だと思うことをする
- モテる人は符号読解能力に優れている
- やっぱり見た目は大事