心理学検定のメリットや内容、勉強方法を初心者向けに解説

心理学の資格や仕事はたくさんあり、それぞれによって取得難易度や就職難易度は変わってきます。

もし仮に心理学を勉強したくてこれから心理学の大学に通いたい、将来心理カウンセラーになりたいと思っている方は心理学の資格や心理学検定を取得する必要があります。

心理学の資格や検定はたくさんありますが、今回は日本の心理学の学会が総力をあげて行っている日本心理学諸学会連合認定の心理学検定について詳しく説明していきたいと思います。

心理学検定とは

心理学検定とは日本心理学諸学会連合が認定する学問的に信頼性や信憑性のある心理学の検定制度になります。この検定がスタートしたのは2008年で、年々受験者が増加しています。

検定を取るとなると基本的に心理学の大学を卒業したり、大学で心理学を専攻したりしないといけない、と思われがちですが、この検定に受験資格は決められておらず誰でも受験して資格を取得することが可能です。

心理学検定の種類は3つ

基本的に検定の種類は2級、1級、特1級の3段階に分けられています。3種類で合格基準の何が違うのかというと基本的には科目の数で変わってきます。

科目の数は基本編と応用編で5科目ずつに分けられ、計10科目あり、合格基準は下記になります。

・特1級の場合は10科目全ての合格

・1級の場合は6科目の合格(基本の4科目を含む)

・2級の場合は3科目の合格(基本の2科目も含む)

基本と応用で難易度が変わってくるというよりも、領域が増えて覚える数が多くなるのでその分大変になります。

しかし、内容の質や問題が特別変わる訳ではないので、特にこれといって難しさが変わることはありません。

受験期間と検定取得に必要な金額

基本的に申込期間と受験日は決まっており、5月~6月に申し込みをし、8月に受験をすることになります。合格発表は約1か月後でそれぞれの科目ごとで合否が決まります。

ちなみに「心理学検定1級」「心理学検定2級」はそのまま合格証が通知されますが、「心理学検定特1級」は申請が必要です。

それぞれの受験金額は下記です。

・3科目で6480円(税込)

・6科目で8640円(税込)

・8科目で10800円(税込)

科目数は申し込みの際に決定し、どの科目を選択して問題を解くのかは受験当日に自分で決めます。

心理学検定を受験するメリット

さて、心理学検定を実際に受験し、資格を取るにあたってどのようなメリットがあるのかを考えていきたいと思います。

これから心理学を勉強し学んでいく人にとって、「資格がどういう意味を成すのか」分からない人も多いと思います。

しかも心理学の資格には心理学検定の他に様々な資格があります。国家資格がない心理学の資格の中で実際にどのような心理学の資格に信頼性があって、役立つのか、、、、、

今回はいろいろな心理学の資格がある中で具体的に日本心理学諸学会連合に認定されている「認定心理士」「臨床心理士」「心理学検定」に3つに絞っていきたいと思います。詳しく書くと長くなってしまうのでそれぞれ簡単に説明します。

認定心理士

認定心理士は、大学でしっかり心理学を学び単位を取得していれば資格を取得できます。具体的な試験などはなく、大学で心理学を勉強した証に申請すれば誰でももらえます。また、認定心理士の資格を持っていれば、心理学検定において基本の3科目さえとれば「心理学検定1級」がもらえます。

認定心理士の資格をもっていれば必ず就職に有利になるというわけでもありませんが、たまに求人募集で認定心理士の資格優遇や必須を見かけることがあります。

臨床心理士

臨床心理士は人間のこころにアプローチを行い、専門的な知識や技術を用いて人に影響を与える専門家です。簡単にいえばカウンセラーのようなものです。

そしてこの臨床心理士ですが、取得難易度は結構高く認定心理士や心理学検定に比べ、心理学としての社会的な信頼度も高いです。

取得方法は、学会から指定された大学院を卒業し、その後年に一度開催される臨床心理士の資格の検定に合格しなくてはなりません。

大学に入り、修士課程まで学び、そこからさらに試験に合格しなくてはならないのですから、他の資格に比べ取得は難しいと言えます。

心理学検定

心理学検定の取得で、先ほどの2つに比べて一番に違うところは大学をでていなくても取得が可能というところでしょう。

そのため、一から勉強を始めても取得ができるため心理学の勉強をした証がほしい場合はとっておいた方がいいです。

ただ、認定心理士や臨床心理士のようにこれといって就職に必ずしも有利になるとは限りません。

就職に有利にもならないなら取らない方がいいんじゃないの、、、、、?最初自分もそう思ったのですが、、、、、

メリットが全くないというわけではなく、一部の大学では大学院入学の優遇になったり、単位として認められるようになったり、卒業の際に必ず必要になったり、心理学検定を取っておくことで融通が利く場面もあります。

他にも、認定カウンセラーの認定業務を行っている、日本カウンセリング学会の入会条件にもなっています。ここでは基本の二科目の取得を行い、心理学検定2級の取得がマストの要件になっています。

カウンセラーも数多く登録していて、年に数回カウンセリングの研修や研究会なども行っているので是非入会しておきたいところです。

日本カウンセリング学会のホームページも張っておきます。

日本カウンセリング学会

心理学検定の取得にあたって

実際にどのくらいの人が合格するのか?

自分も実際に受けている人の合格率や人数を知りたかったので心理学検定のホームページを確認してみました。

実際に確認したところ、受験人数は合計で4000人は超えていました。1番最初に行った試験では1000人ほどだったので、ここ数年で受験者数はかなり増えていますね。

1番気になる合格率は全体の合計でだいたい60%くらいの人が合格しています。1級が大体20%、2級が大体30%程度、残り10%が既に心理学検定の級を持っている人でした。

合格率から資格取得の難易度を考えるとそこまで難しくないように感じます。国家資格や取得の難しい資格になると10%未満の合格率はよくあることですからね。

どのくらいの勉強をしたらいいのか?

大学受験のようにものすごい勉強をする必要はないと思います。

ある程度心理学についての本や教科書、概論書を読み(大体2冊程度)、心理学検定の事務局がだしている公式の問題集を何回か解いて覚えていけば2級ないしは1級はまず落ちることはないと思います。もちろんさぼったら落ちますよ。(笑)

前述したように基本的に心理学検定の1級も2級も難しさの差異はないと思います。ただ単純に受験する科目が増えるのでその分勉強する量や時間が増えるというだけです。

じっくり時間をとって勉強ができるのであれば、1級でも合格できると思います。

実際にどうやって勉強したらいいのか

勉強の仕方は人それぞれだと思いますが、まず本を読むことが優先だと思います。そして概要と内容を理解すること。

それができたら心理学検定の事務局が出している問題集を何回も解く。受験勉強や学校のテストの勉強と同じだと思います。

出題の傾向とかも何回か問題を解いているうちにわかってくると思います。

それでもどんな本を読んだ方がいいのか分からない。という人のためにいくつか心理学を初めて勉強する人にも分かりやすい本をピックアップしておきますので時間があれば読んでみてくださいね。

心理学検定でおすすめの本

心理学についてあまり知らない、これから勉強していきたいという方にはこの本がおススメです。広く浅くざっくりと心理学について書いてあるので、心理学の概要についてよく分かり、すらすら読めると思います。

これから心理学を勉強していくにあたって一冊目にはいいと思います。

これは心理学検定の公式問題集になりますので、必ず購入しましょう。大学受験でも必ずその大学の過去問を解くために、赤本を買いますが、そんなようなイメージです。まずは実際にどのような問題がでるのかを把握しましょう。

先ほどの公式問題集の、心理学検定の基本キーワード扱った参考書です。基本キーワードというだけあり、キーワードがコンパクトにまとまっているので、少し忘れた時でも調べるのに丁度いいと思います。ただ、問題集というわけではないので、用語を覚えたり、学習の最後の確認に使ったりすると効率がいいかもしれません。

最後に、こちらは心理学検定用に作られた教科書です。

読み方としては、心理学検定キーワード集と心理学検定の公式問題集とこの本を一緒に読みながら進めていくのがおススメです。

アマゾンでもこの3点を同時に購入している人が多いみたいですね。

心理学について1から幅広く知っていきたいという方は、まずは心理学・入門の本から読んで心理学の概要を理解していくのがいいと思います。

心理学検定まとめ

以上心理学検定の概要と内容やメリットなどを簡単に説明してみました。

心理学を初めて勉強するという方には大変かもしれませんが、しっかり勉強すれば大丈夫です。

もう少し詳しい内容や正確な内容を知りたいという方は日本心理学諸学会連合認定の心理学検定のホームページのリンクも張っておきますので見てみましょう。

心理学検定ホームページ

 

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