バックトラッキングとは – 簡単なオウム返しが評価を高めて信頼を築く

仕事ができる人や恋愛が上手な人、人に好かれやすくプライベートが充実している人っていますよね。

そういう人はコミュニケーション能力が高く、いつでも人とコミュニケーションをとっていて、しかも話す内容をすごくおもしろくて、伝え方も上手いイメージだと思います。

しかし、コミュニケーション能力が高いといっても話すのが上手いというだけではありません。自分から相談したくなる相手はしっかり自分の話を聞いてくれてかつ安心感があって信頼感がある、そんな人だと思います。

つまり、聞き上手な人ほど相手と話すのも上手なのです。

聞き上手になれば話す内容がそこまでおもしろくなくても、話すのが上手じゃなくても、相手に安心感を与え必要とされるような信頼関係を気付くことが可能です。

ではどうしたら聞き上手になれるのか。また、どういう人が聞き上手になるのか。

今回は相手の受け答えをする心理学の「バックトラッキング」聞き方手法についてお話ししていきます。

バックトラッキングとは

バックトラッキングとは簡単に言うと、相手の言ったことをそのまま返すオウム返しをすることです。

オウム返しなんかしたら相手に面倒くさいと思われると思いますが、心理学的にはそうではありません。

言ったことをそのまま繰り返すことで相手の潜在意識の中に心理学でいうラポールという親密な感覚を作り出すことができます。

そのため、この人はしっかり自分の話を聞いてくれている、この人は自分のことを分かってくれていると感じてもらえ、親近感や信頼を築くことができます。

また、話が途切れてしまって気まずいなんて人にはもってこいの心理スキルです。

相手が言ったことをそのまま返すだけなので、簡単にできますし、まず相手を否定してしまうことがありません。

バックトラッキングの具体例

ここで、バックトラッキングの具体例を挙げてみます。

例えば、職場に出社した朝の会話で

自分:「おはようございます!この前、先輩から聞いた有名っていうハンバーグ屋さんあったじゃないですか。」

先輩 :「おいしいって言ったあのお店?」

自分:「そうです。おいしいって言ったあのお店です。先輩がめっちゃおいしいって言ってたのでいってきたんですよ~」

こんな何気ない朝の会話でもバックトラッキングは使われていますね。

このシーンで言えば

先輩の「おいしいって言ったあのお店?」に対して

自分の「そうです。おいしいって言ったあのお店です」

と返しているやりとりがバックトラッキングです。

段々イメージがついてきましたか?

バックトラッキングの使い方の種類

次にバックトラッキングをどうやって使ったらよいのか。ただ相手の言葉を返すだけじゃなく他の方法もまとめてみました。

相手の話した事実を繰り返す

これはその文字の通りで相手の行った事実を繰り返すことになります。

相手:「昨日ボーリング行ってきたんだ~」

自分:「ボーリング行ったんだ!」

これも事実を繰り返すことの一つの例です。

これは基本的に先ほどと変わらず同じことの繰り返しになるのでそこまで難しくはないと思います。

相手の話した感情を繰り返す

今度は事実ではなく、相手の感情を繰り返していきます。

相手がその時に感じたうれしい、つらい、悲しい、楽しい、怖いなどそれぞれの感情に同調してバックトラッキングしていきます。

自分の気持ちに同調してくれるとこの人私の気持ちをいろいろと分かってくれていて相談しやすい人だという印象を持ちませんか?

そういう印象や信頼感を生み出してくれます。

例えば

友達:「サッカーの試合ぎりぎりだったけど勝てたよ!うれしい!」

自分:「それはうれしい!私もうれしい!」

これはうれしいという感情にトラックバッキングしていますね。

他にも

友達:「心理学のテストに落ちちゃってさ、、、、、」

自分:「落ちちゃったのか。それは悲しいね、、、」

などいろいろあります。

このように相手が言葉にできていない感情を推測してバックトラッキングすることも可能です。

しかし、この場合に相手が思っている事と違う感情を口にしてしまうと、違和感が生まれたり、逆にこの人本当にわかっているのかなという不安感が生まれてしまうのでその際には注意が必要です。

相手の話した言葉を要約する

最後に相手の言葉を要約して繰り返していきます。

これは言葉を要約するというそのままの意味ですが、要約するという作業が入るので少し難しく、相手の話をしっかりと聞いてキーワードを絞り込む必要があります。

そしてもちろん相手の話を遮っての要約はやめましょう。しっかり最後まで相手の話に耳を傾けて相手が一段落ついたときに要約して言葉を返しましょう。

相手:「こないださ~○○に行ったら、○○がでてきてさ、しかもそれが○○ですごいびっくりしたの。(中略)最後は結局一件落着してね。」

自分:「いろいろ大変だったけど、いい経験ができてうれしかったんだね!」

事実、感情、要約などいろいろな活用方法をお話ししましたが、何が一番大事かというと相手の言った言葉やキーワードにしっかりと耳を傾けてその言葉を繰り返すことです。

相手の言葉やしぐさをしっかりと観察していきましょう。

バックトラッキングまとめ

さて今回はバックトラッキングについてその効果や活用方法をまとめてみました。

基本的には相手の言ったことをしっかりと繰り返していくそれが大事です。

まずは相手のことをしっかり観察して適度にバックトラッキングをしていきましょう。

また、仕事は恋愛、プライベートにもしっかりと活用でき、様々な場面で活躍すると思います。今回の話した内容を是非覚えていろいろな場面で活用してみてくださいね。

最後にバックトラッキングの使い方をもう一度まとめておきます。

  • 相手の話した事実を繰り返す
  • 相手の話した感情を繰り返す
  • 相手の話した言葉を要約する

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